Our family
- Year
- 2025
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- 購入した40年代の家族アルバム, 銀塩写真
" 本作では、古道具屋で入手した1930年代に撮影された家族アルバムの欠損箇所へ、AIが生成した架空の人物像を挿入した。 家族アルバムは、写真によって記憶を物質化し、家族という関係性を可視化する装置である。 印画紙に浮かび上がる架空の人物は、忘れていた記憶を思い出すプロセスと重なる。 そこに“いなかったはずの誰か”をインストールした瞬間、アルバム内の家族の輪郭が揺らぎ、個人的な記憶から解放された家族 のイメージが普遍的な像へと変化する。AIは欠損を埋めるのではなく、不在を出現させ、可視化する。 これは修復ではない。家族観が多様化したいま、存在し得なかった家族を想像という行為で編み直すと同時に、作者や鑑賞者の記憶も再構築される。



